Under the hazymoon

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兎角積読斜読

ボーン、ジェイソン・ボーン

といっても、007のような派手さはないんですが、けっこう好きだったりするボーン三部作の最終作を公開初日に見てきました。マグガイバーやマスターキートンを彷彿とさせる、その場の道具で万事解決なところ、ボーンの場合は手近な雑誌を丸めてナイフを持った…

意外によかった有閑倶楽部

『有閑倶楽部』*1は『ガラスの仮面』と並んで初めての少女マンガ体験だったりすることもあり、敬意を表して、と、まあ恐いものみたさもあって、一応第1回は見てみました。 魅録を主人公にしている点で大人の事情爆発なわけで、気乗りしなかったのも事実です…

トランスフォーマー

トランスフォーマーサーガにそんなに思い入れはなかったものの、かなり頭の悪い映画(ホメ言葉)みたいだったので、見てきました。 うーん、やっぱりコンボイ司令官がかっこよかった。これはトランスフォーマーを全く知らない相方も言ってました。さすがにお…

世界の果ての懲りない面々

ようやく見てきました*1。おもしろかったー。主要メンバー全員のキャラがしっかり立ってて楽しめました。全員に全員見せ場がちゃんとあるのがすげー。みんな一癖も二癖もあってよかった。人間関係がえらく大人で、最後の最後まで騙しあいしているダメっぷり…

巡礼の旅と信仰

著者の菊地さんから恵贈いただきました。『奇跡の泉へ―南ヨーロッパの聖地をめざして』*1は手のひらにおさまる本に、南仏やスペインやイタリアの巡礼の地を巡る旅路をやさしい言葉と写真でつづったエッセイ集です。 西洋と東洋を比べるときに、つい自分たち…

アニメのだめはダメ

今度はアニメになったので、じゃあついでにと第一話を視聴しましたが、実写ドラマより出来が悪かったのでびっくりしました。冒頭いきなり原作と物語の解釈を違えて演出していて、あれ?と思ってたら、千秋とのだめの連弾の練習のところで、千秋がのだめを型…

ぎゃぼー

のだめ語が似合う若手女優はやはり上野樹里以外いないことを確認しました。 とはいえ、マンガ的表現を合成で表現するのはどうにもいやらしい感じが。役者のオーバーアクトとカメラワークで十分魅せれるんじゃないかと。それこそ堤演出みたいなんで。 でも玉…

セーラー服と機関銃

長澤まさみの魅力全開表情七変化だあ。ドジっ娘眼鏡モードから眼鏡なし組長モードへ変身するあたりが2006年クオリティなのでしょうか。次回予告ではセーラー服脱ぎかけたりとまあツボを押さえてきますね〜。 いきなりお父さんが死んじゃったりと怒濤の展開な…

ざわざわ森のがんこちゃん

ニートのラッパーや学校のトイレに行けない子やヤク中の小学生が出てくる低学年向け人形劇があると友人から聞いてさっそく見てみました。そう、ピンクの恐竜がんこちゃんが主人公の、教育テレビの『ざわざわ森のがんこちゃん』*1です。 サイトによると、何と…

『中国人、会って話せばただの人』

田島英一『中国人、会って話せばただの人―近くて遠い隣人との対話』(PHP新書、2006)*1 目次は以下の通り。 まえがき 第1章 海辺の「中国人」たち―二〇〇四年三月・広東省 自由市場の喧騒 広州のオールド・タウン 変わる広州、変わらない広州 広州地下鉄に思…

経済学的思考による大学教員の制度設計

通勤がてらに大竹文雄『経済学的思考のセンス』*1を読みました。特におもしろく読めたのが「大学教授を働かせるには?」*2のくだりです。 学問の自由と何もしない自由 大学教授を任期制にすると 人件費への影響 大学教員の流動性 質の低い新任教員の採用 若…

『柔道龍虎房』

『柔道龍虎房』を劇場で見てきました。元々のテレビドラマや映画は見てないはずんですが、マンガや読み物で小さいときから『姿三四郎』は知ってたようです。夏目漱石の『三四郎』の書名を見て、てっきり何と子供の頃読んでたものの原作がこれかと勘違いした…

西岡常一, 小川三夫, 塩野米松『木のいのち木のこころ : 「天・地・人」』

西岡常一, 小川三夫, 塩野米松『木のいのち木のこころ : 「天・地・人」』(amazon, bk1)を読みました。西岡さんと小川さんは宮大工、塩野さんは聞き書きをした人です。巻末に糸井重里さんとの対談の抜粋が付録でついていて、元は『ほぼ日刊イトイ新聞』に連…

真説マトリックス

1作目のラストではすごくがっかりした覚えがあるのです。覚醒したとたん、いきなり人間を超えてしまってスーパーマンになってしまいやがったと。その感想が当たっていたことは二作目でスーパーマンのように飛んだことで確認しました。 ようはそのように意図…