nomurahideto's blog

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鎖骨は菩薩の身体

 前回の講習会で、李老師が「鎖骨」という言葉をあげられて、身体の全体性のようなことを強調されていたのですが*1、昨日もろさんと会って話してたら、仏教には「骨鎖」という表現があるよと教えてもらい、ググってみたらいろいろ出てきました。観想の方法の一つで、不浄観の親戚っぽいようですが。
 せっかくだから『字通』で「鎖骨」の項を引いたんですが、これが思った以上にビンゴでした*2。定義に「鎖状の骨」とあって、唐の伝奇小説集の『宣室志』を引いて、「鎖骨連絡すること蔓の如し。故に肢體を動搖するときは、則ち清越の聲有り。〜昔聞く、〜佛骨に舍利骨有り、菩薩の身に鎖骨有りと。」とあったのです。おお、なるほど。つまり、八卦掌はまず筋骨を一体として菩薩を目指し、次に気血を集めて舎利をなして仏陀を目指す、という悟りに到る道に他ならなかったんだよ。な、何だってー!

*1:http://d.hatena.ne.jp/nomurahideto/20060725/p2

*2:つかただ聞いてうなずいてないで後でちゃんと調べろよな、という話でもある。