Under the hazymoon

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MRI同好会の設立準備

 走圏を科学する方法として、前々から夏目さんと話しているのは、丹田付近をMRI検査してみるというものです。あのむちぷりにふくれる腹の中身はなんなのよ?というわけです。
 

 筋肉なら腹が割れるでしょうし、脂肪なら何であんな力がでるのよ、じゃあ内筋?って具体的にはどれなんじゃろう、いわゆる「筋」というやつでしょうねってそれどんな物質?、いやいや実はあれは気が充満してるんですよ、な、なんだってー等々、議論するよりは一発この目で見たろ〜というのが確実な方法と思うんですよね。
 中国あたりではそういうの好きそうだから、探せば文献資料は見つかるかもしれません。まあそれはそれで探しますけど、今自分たちが直に習っているこの走圏について知りたい、という欲求が第一ですから、やはり自分の目で確かめたいわけです。
 理想としては共同研究などできちんと隅々まで調べたいところですが、そうしたプロジェクトを計画するにしてもある程度見込みがないとあれですし、とりあえず試しに撮ってみるというのができないかなと。ググってみるとしかし、人間ドックのものがたいはんで、安くて4万円前後といったところ。他にないかなーと探してみたら、健康&スポーツ研究所*1というのをやってる病院を発見しました。場所は藤沢となかなか近いです。問題は利用会員にならなくて検査だけしてもらえるかという点なんですが、今日は休館日のようなのでとりあえずメールで問い合わせてみました。もし対応してもらえそうなら、自分だけでなく遠藤老師や李老師にもやっていただけないかなあと思うわけです。あと女性も。んで、1年か2年に一回撮り直して、どこが成長しているのか、変化しているのかを科学してみたいものです。
 もちろんこれは純粋な知的好奇心のためで、練習の上で何ら上達に寄与するとはあんまり思ってません。でも、不思議だけどやってみればそうなるから、というのは、対外的にはあんまり説得力ないし、トータルな武術理解のためにはいいことだと思う次第です。

*1:http://www.fj-shonandai.jp/life/