Under the hazymoon

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ラクダのように歩け!

 今日の講習会では、「小扣と小擺歩・三穿掌・熊形掌法」ということでしたが、大扣擺歩、つまり三角歩の練習と、熊形掌の翻身掌のおさらいを習いました。李老師はいろいろとお話もりだくさんで説明してくださるので、どうしても時間が足らず、予定通り教えれませんと言われてましたが、一つのことを深く教えていただける方がこちらとしては有り難いです。
 

 さて、龍の次はラクダです。走圏のときに、一歩一歩を重く深くしなくてはいけない、荷物をもったラクダが歩を進めるときのイメージでやりましょうと実際に見せていただきました。そうすることで気血を下に送
り全身に循環させるということのようですが、それはまあ括弧に入れておきましょう、確かに実に力強い一歩でした。下に力が向かっていくのが見えたような気がしました。下が黄砂なら、ばふーと砂煙あがるんじゃないかしらん。夏目さんも書かれてますが、実際に見て感じ取る雰囲気というものがありますね*1。。。(^_^;)
 あ、と思ったのが、龍形の姿勢を取るために両手を前に伸ばしたときに、頭を上にあげてから胸を落とされたんですね。太極拳でも弁髪を鴨居に引っかけるようにというのは言われてると思いますが、やはりやるんだなあと。でも前はそんなこと李老師はしていなかったようにも思うし、僕にとってはちょっと先の課題の予感。
 腰については前後左右すべてが大きくなるようにということですが、これも無理ですね、まだ。よく分かりません。
 また三角歩か発勁のときに、みなさん繰り返している間に形がよくなってきましたが、それはよいわざの形というのは自然なので、やっているうちにその形に落ち着くのです、とのお言葉が。不自然な要求を強いるのはよくないわざだそうです。もちろん、ここでいう自然とは、理想の身体における自然に他ならないわけですが。

*1:http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2007/02/32_1f90.html