nomurahideto's blog

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于老師も方腰駢脅

 前回、昨年の夏にお会いしたときも、その前に見たときよりも一回り大きくなっていて、丸くなったというよりも四角くなった、まるで歩く冷蔵庫だと思ったものですが、李老師曰く、腰はできてきたが、脇腹のところがまだまだ鍛錬の余地があるとの由。
 

 李老師でまだまだなんですか?と相変わらずの謙虚かつ求道的な姿勢にすごいなーと尊敬していると、「方腰胼胁」という言葉があって、後ろも前も四角くなるのが理想の体型で、于老師はその域に達してらっしゃるのだそうです。
 お、これってうふちゅん人さんが書かれていた董海川先師の墓誌にその姿を形容して刻まれた言葉「方腰駢脅」ですね*1。コメント欄でiximaさんが「肋骨の回りに軟骨と筋が発達して隙間がなくなり、一枚の板のようになる」と李老師が前に言われたことがあると書かれていましたが、その通りの説明をなされました。
 つまり于老師は八卦掌開祖と同じ領域にまで達しつつあり、それはまた馬貴派が真伝を伝えているという証しということなのでしょう。そのように李老師は言われませんでしたが、まあそれは当然の前提でしょうから。研究者としては真伝云々は常に留保をつける立場にあるのですが、于老師が生ける伝説というかとにかくすごいことは疑いないわけで、個人的には何とか是非生でこの目で見てみたい、北京講習会開いてほしいなと思うのでした。

*1:http://blog.livedoor.jp/ishigaki_happohiken/archives/50403646.html