Under the hazymoon

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走圏と虹の蛇

 練習の後、いつものように不良グループで飲んでいて、何の脈絡だったかでこないだ聞いた虹の蛇の話*1から夢見の話になったら、これが走圏につながってしまいました。な、なんだってー。
 

 夢をコントロールする技術がカスタネダの本に書いてあって、それをやるのはけっこうエネルギーが必要なんだけど、そのエネルギーは性的なものと関係があるし、最近になってそれが走圏で培われる力と同じだと分かったんだとか。うう、おもしろすぎ。
 しかし、虹の蛇が性愛と結びつくという話に、走圏が加わると一気に実践的な話に変わります。ようするにそれって、内丹(やタントラ)の力の源泉と同じなわけで、そうした技術に神話的な広がりを期待できるわけですね。内丹の表象の重要性はこれまでも考えてきたけど、具体的な技法といっしょに考えうる余地ができたわけです。内丹の技法自体、創世神話の再現として仮想されているわけですが、実は歴史的にも思考のかたちが踏襲され、そうした構造が保持される担保としてそれに対応する身体内感とその感覚によりそった具体的な技術がある、ということが提示できる可能性が示された、すんごい刺激的な妄想!トークだったのでした。是非是非どこかで書いていただきたいものです。僕はそれをフィールドノートがわりにして論文書きます(^_^;)

*1:http://fobo4.blogspot.com/2007/06/blog-post_30.html