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北京修行その3:中正かつ全身で

北京修行3日目です。午前中は北京の学生さんたちといっしょに練習しました。双換掌、順勢掌、三穿掌、88式ともりだくさんです。88式については、実は間違いが見つかって……というお話があったので、走馬回頭の話は本当に最近になって発見されたことだったようです。
 

双換掌

双換掌については手と足が身体の向きと同じ一直線上にないといけない、手だけ違う方向向いたりして身体の向いているラインから外れてはいかんとのことでした。
双換掌は全身を広げのばして大きく動くことに意味があるので、特に僕はこれをいっぱい練習しなさいとのことでした。

順勢掌

ちょっと入りのかたちが違ったので、伺ったところ、連続した動作として考えればどっちだってよいとの由。なるへそ。ここで大切なのが下勢のやり方で、手だけでなく全身で地面を這うように行わなくてはダメで、「僕地龍」と言われるのはその故だとか。そうすると明らかに中正は崩れちゃうわけなんですが、それは仕方なくって、極力維持するけどそれより全身で行くことが大切なんだそうです。で、下勢三種もそれにあわせて身体がぐりんぐりん動きます。
これも全身を大きく使うので、双換掌とあわせていっぱい練習しなさいとのことでした。うほっ。

三穿掌

いきなり先生がやってみせたのは、僕が知ってたものと違うものでした。というのも「僕地龍」から穿掌に入るんですね。伺ったところ、これは下盤の三穿掌で、僕が習っていたものは中盤の、そして上盤もあるんだそうです。うーむ、そうだったのか。
これも全身を大きく以下略。どんどん大変になってきました。。。

涮腰

夜は外で練習しました。僕は走圏と双換掌、いわとさんは涮腰と圧掌など。いわとさんは涮腰について、細かい動作の修正、目線の向きや手の位置などを習っていました。理屈としてこうすればいいというのは割に難しくないんですが、適正な位置や内感の問題などは師から弟子へのオーダーメイド的指導抜きには難しいかもしれません。
で、この涮腰、やっぱりたんなる腰を養うための練功法ではなくって、実戦的な技でもあるんだよ、とのことで帯手の応用についての教えもありました。しかし、核心となる技が圧掌や帯手ってどんどん地味になっていくのがすごいです。ドラマ的必殺技とは真逆の方向です(^_^;)
また蛇の変化は、手、腕ときて、最後は全身の変化に及ぶからと、双換掌などから技を抜いて見せていただきました。ここまでくるのか〜といったところ。