Under the hazymoon

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蛇、鷹、虎、鶴、蟹

前々から李先生はある程度練習が進んだら、各人の特性に合わせて得意技を磨いていけるように教える旨言われていたのですが、それは単に技の種類にとどまるものではなく、風格というかそういうものを身につけることも大切のようです。
 

例えば、いわとさんは李先生から長身と手の長さを生かして穿掌を得意技として身につけるよう指導されたんですが、李先生はその際に蛇の風格について非常に強調されました。単純に動作を真似るということではなく、蛇なら蛇の千変万化する動作を理解してそのように技を繰り出すということが大切なんだそうです。
それでおもしろくなって、他の人には違った動物を教えるんですかと尋ねたところ、NさんとAさんは鷹、Tさんは虎、Eさんは蟹、などとかなり多彩です。女性はおおむね蛇だそうです。そうやって伺っていたとき、時折、李先生は相手のことを思い浮かべながら八大形の動作を取りつつ、これかな、いや違うなとかやってたので、感覚的なマッチングがあるんでしょう。ちなみに僕はどれというのはまだないそうで、もっと練習積みなさいといったところでした。
おもしろかったのが夏目さんは鶴なんだそうです。馬貴派では鶴は蹴り技なので、将来的には夏目さんは蹴りの夏目と呼ばれるようになるかもしれません(^_^;)