Under the hazymoon

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スーパーウルトラデラックスベストキッド

というわけで、『ドラゴン・キングダム』見てきました。ジャッキーVSリー、夢の頂上決戦ですよ!
話の構造は『カンフーパンダ』と同じカンフーオタクもので、つくりもオマージュ満載なんですが、こっちの方が実写の分だけ現実的な設定になってます。ようするにヘタレ主人公の修行がよりたいへんで、強さもそこそこどまりといったところです。
結局、完成度であれば『カンフーパンダ』になるんですが、やっぱり本物の迫力には勝てないですね。満足度は全然こっちです。で、より迫力があったのはというとポニョになっちゃいますかね。

プロットとしては前半部分にもってくるしかない、レジェンド対決が、結局いちばんの見せ場というのが作品としての欠点になっています。が、まあそもそも見る方だってストーリーや作品なんかはどうでもよく、ともかく二人のアクションを見たいわけで、CGで派手にせざるを得ないクライマックスの対決よりも、人間界での戦いにおいて堪能させてくれたので、これは正解です。二人とも必殺技だしまくりでかっこよかった!
それにしても、ベタにカンフーものをやるんであれば、やはりジャッキーとリーで裏の配役を交換すべきではなかったかと思います。意外性を狙ったのかもしれませんが、そんな冒険しなくていいから、そのまんまでいってほしかったです。だって、スター大感謝祭ですよ。新しさとか期待して行かないですもん。そのほうがもっと二人のアクションをたっぷり見れるようなプロットにできたんじゃないかなとそれが心残りです。
あと特筆すべき点として、女優陣が二人とも美人だったことです。ルーシーリューみたいなハリウッド的アジアンビューティーじゃなかったわけです。そこもたいへん満足。