Under the hazymoon

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呼吸と共生

台湾大学の国際シンポジウムで報告してきました。
みんな高級な発表をされる中、「実践としての共生哲学」というテーマで、ベタに実践について考えたらこんなことに。。。


http://docs.google.com/Presentation?id=ddt6q9vr_212fxc645d3
「呼吸と共生」というタイトルにしたのは、「気」の思想を語るのは止めて、むしろ「呼吸」という現象で語った方がより多くの人と文化を共有できるのではないか、という問題意識によるものです。と、話しているうちに気づいた僕。

以下休憩時間なども含めていただいたコメントです。感謝、感謝。

  • 三教では静坐的修養法の方向性は違うがそれについてはどうか?
    • 僕自身は、現代社会での実践を考えるとそうした方向性の違いを回収するような議論にした方がよいのではと思ってます。それってアカデミックな研究?というつっこみはさておき。
  • 静坐は台湾でも日治時代に流行し、現在もいろんな流派がある。
  • 学界よりも民間での議論が多い。
    • 武術研究も同じ。そのへんの資料まで集め出すとかなりしんどいけど、やりたいなあ。とはいえ、この手の領域はジャーナリスティックなアプローチしかないのではないかという指摘もいただく。たくさん資料を集めたおして、本1冊書いたらそこで終わりで発展しないようなものとの由。それはそうかも。小出しにやらざるをえないのでそうはしてないですが。
  • 共生と個人修養の関係についてはっきり明言すべき。
  • 外国語の発表ではフルペーパーちゃんと作りなさい。

しかし日米のときとあまり進歩がない(>_<)