部活019:丹田呼吸の上には足呼吸がある?
今日から磨身掌です。といっても実際に磨身掌の練習は2時間のうち20分弱。あとは走圏と単換掌と順勢掌。基本ができればなんでもできる。だーっ。
今日は直線走圏をして、特に下腿を目的として練習しました。きつかった!易筋経の下盤はこの方向性なのだそうです。うーみゅ。
さて、改めて下腿の口訣を教えていただきました。
- 脚心涵(含)空 …足裏に空間ができるぐらい足を閉じる
- 脚面繃直 …足をまっすぐ力強く前に出す
- 扎根入地 …縄を踏み切るぐらいしっかりと地面をかむ
- 旱地抜葱 …後ろ足は硬い土地から葱を抜くように重々しく
- 梨牛耕地 …重荷を背負った牛のようにしっかりと
こうした要求は前にも習っていましたが、今回より具体的に教わりました。しかしこれを満たしながら走圏するとなると。。。(^_^;)
また扣擺歩について2つの注意点が示されました。まず何も知らない人が八卦掌の歩法を見たらどうやって歩いているか分からない、だから習い始めは曖昧に歩いてしまうのは当然だけど、そこをしっかり扣擺歩しなくてはいけないということ。そしてその次の段階として、やはり動作を見ている人が「強牙舞爪」と形容するような不自然に大げさな扣擺歩をしてはいけないのだそうです。
これまで他者の視点からの動作の注意はあまりなかったように思えます。その点で、この教えはたいへんおもしろかったです。