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部活046:馬貴派単換掌扣歩変化6

今日はさらにまた新たな扣歩変化として揹死狼を習いました。たんに背負うのと、背負ってから後ろへ蹴るのと2種類。
犬と狼の違いを考えると、後ろから襲おうとせまってきたとき、犬なら振り向いて一にらみするとひるみますが、狼は気にせず襲いかかってくるものだそうで、であればこそこの動作はいちいち後ろを見たりせず狼が来たらすぐそのまま背中を使って折ってしまう、というこれも功夫なのだとか。
動作としては、相手の手をもってぐりんぐりん回る対練をやったことがあるのですが、それでした。対練してたときは八卦掌とどう関係あるんじゃろうとか思ってましたが、今回なるほどと納得しました。

ともかくことほどさようにすべては単換掌の変化なのですが、事実として単換掌からすべての変化が生まれているというよりも、解釈としてすべての動作を単換掌の変化として体系化していってるということなのだと思います。歴史的には後者の事態が起きたのであり、修行的には前者の事態を起こさなくてはならない、ということかと。
練習のプロセスはおおむね、

  1. だいたいの方向を把握して動く
  2. 動作をこまかくつめて細部に技を見出す
  3. 対練を通じて変化の実際を感じ取る

といったようなことではなかったかと。3番目ってこれでよかったっけ。通訳してたのに、疲れて忘れてます(^_^;)
88式と言っているのに、実際にやってみたら30ぐらいしか動作がなかったように思っただろう?あれはみんながまだ一つ一つの動作を技として見出していないからだよ、というお話が印象的でした。こちらが想定している、おおざっぱに覚える→細かく覚えるというプロセスよりも精度が数段上なんですよね。そりゃあこれはこうするのが正しいんですか?これはこう使うんですよね?とか聞いても、まあとりあえず「自然」にやりなさい、と言われるわけです。あなおそろしや。