Under the hazymoon

http://researchmap.jp/nomurahideto/

部活067:今月は総点検!

3月から続いた部活もついに最後の月がやってきました。次回の李先生訪日は来年1月なので、それまでの自主練のためにここはしっかり教わっておかねば。
さて、今月は特に新しいことはせず、各自で考えて練習をしましょうと事前に予告がありました。いったいどういう教室になるのか確たる予想はできなかったのですが、蓋を開けてみるとだいたいこんな感じです。

  1. 最初の1時間は各自走圏と単換掌を行い、先生が適宜修正を加えていく。
  2. 後半の1時間も引き続き単換掌を行い、先生から修正されなかった者は適宜他の掌法の練習に移行していく。

3月以降の教室ではやはり駆け足の学習だったので、特に初心者にとっては基礎をより正しく学んでもらうためにこういう方法にしたのだそうです。もし先生が手直ししなければ、当座の問題はないということなのでどうして見てもらえないのかと心配したりしないようにとのことでした(^_^;)
この方法であれば、ある程度基礎ができてきた経験者は経験者で自分の課題を先生から指導してもらえるので、初心者と経験者の棲み分けが自動的になされるということですね。
走圏や単換掌の時間配分については個人に一任される、つまり全体練習なしのオール個人練習です。これまでの走圏は各自が各自のペースで行う側面がありましたが、掌法も同様に行うようにしたわけです。そのこころは、正しい型よりも正しい感覚をつかんでもらうためで、他人に動作を合わせての練習ではどうしても型を意識してしまい、自分の内面的な感覚と向き合うことが難しくなるからとの由。なるほど。
基本は個人練習ですが、途中の休憩時に練習のポイントを説明していただいたり、〆の走圏を指示して頂いたりと、要所要所は先生からの指示を受けつつ、各自で練習を進めていきました。9月後半以降の自主練習の会の参考にもなりますね〜。

なお、今日のポイントは「舒」「展」「順」を心がけること、でした。つまり、力まず、のびやかに、無理なく行うということでしょうか。
個人的に指導されたところは、走圏と単換掌はなし、双換掌は気血がつながらないから力まず行うように、順勢掌はなし、でした。自分で問題はあると分かっているのに手直しされないとやはり不安になりますが、これは練習不足で次の段階に向けての指導を受けられるだけの体がまだできてないんだなと思って、地道にやりますです、はい。