Under the hazymoon

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見えたり見えなかったりするということ

今日の易筋経の講習において最大の発見は、膜についての理解が少し深まったことでしょうか。見えるものと見えないものを橋渡しするのが膜というのは前から伺っていたわけですが、膜自体が見えるものであり見えないものであると教えていただいたのは初めてだったと思います。
見えるものでもあり、見えないものであるとはどういうことか、どうしても神秘的な理解をしてしまいがちですが、ほら、と見せてくれた李先生の所作はまったくもってベタなことこの上ないものでした。走圏で気を集めたら腹部が膨らんで膜が見えるが、気を集めていないと膨らまず膜は見えなくなる、そういうことだ、との由。なるほどね〜。僕はこれでかなりの疑問が氷解し、満足できました。

実際の練習の方は動作を覚えるのに精一杯で、全然要求を満たせないまま終わってしまいました。ま、継続してがんばろっと。