2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
川合康三『白楽天−官と隠のはざまで』(岩波新書)*1を読みました。天漢日乗さんの書評*2を読んで、そういやこないだ空海といっしょに戦ってたよなとか思いつつ*3、4月からの事情もあり、手にとってみたんですが、ちょうど自分が書いたばかりの論文「儒教の…
共生思想研究年報2009掲載の拙論の補遺。 爆笑問題の太田光さんが『爆問学問』で「専門家こそ今の世の中をもっといいもんだと言ってくれ」というようなことを何度か言われてますが、今回の論考はまさにそういう立場で書きました。で、身近なところを気にして…
共生思想研究年報2009掲載の拙論の補遺。 儒教ルサンチマン説*1の位置づけは本来行うべきだったのに完全スルーしてしまいました。論考の方では、儒教そのものではなく儒教を現在において語る場合の態度の問題に力点を置いたことから、儒教を否定的に論ずる言…
共生思想研究年報2009掲載の拙論の補遺。 取り上げた研究者のうち、その弟子の言説も含めてカルト的雰囲気がすばらしい件については論考内で言及しようか悩んだものの、そもそも師匠の説を縮小再生産して悦に入ってる弟子なんてのはめずらしくもないので、彼…
楢崎さんのところで練習した後、前から気になっていた焼小籠包のお店でお昼を食べました。カウンターがわずかにあるだけの持ち帰り推奨店なんですが、何とか座れました。 具は好みからはちょっとずれる肉中心で、スープたっぷりでも全然くどくなかった。下半…
むふー。 なんかもうぐりとぐらですよ。
北條さんの報告を聞いて、作家論なんて文学研究か?と思ってたこと自体、真っ当な近代の病であったことに気づかせてもらってから、文学研究を史伝とみることで近代の修行論として位置づけ直す必要あるなと考えていました。 例えば私小説を近代人の史伝とみれ…