一粒七百園
東京観光2日目は、渋谷のハンズとロフトをまわってから、裏原宿経由で表参道ヒルズ、そして東京ミッドタウン、六本木ヒルズとぐるぐる回ってきました。1スポット1時間半ぐらいですかね。友人夫婦は移動ごとに荷物が増えていったようだけど、こっちはそんなに金もないので、まあ下見程度。。。ウソです、いくらか買いました。
いちばん人が多かったのは、やはり竹下通りでした。道沿いに覗いただけです。浅草寺の参道よりすごかった。だって人が動いているように見えない。ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっとつまってる感が。
表参道ヒルズは今回初めて。螺旋回廊沿いにてっぺんから地下まで店が並んでいて、おもしろい造りでしたが、ちょっと狭くって、そのくせ入ってる店は高級店ばかりでイマイチだった。お店もあやしいオブジェとか置いたりして雰囲気だそうとしてたけど、商品があやしくないんじゃダメでしょ。もっとエキゾチックな方がよかった。
東京ミッドタウンは、確かに六本木ヒルズよりも分かりやすくできてたけど、入ってる店舗はどうなんでしょ。ちょっと流し見た程度なんで、まだ何とも。ただ話のネタに最高級チョコのお店「NoKA」*1で一粒700円のチョコを買ってみんなで食べてみました。「ハリウッドセレブも愛してやまないラグジュアリーなチョコレート」だそうなんですが、僕の相方はアメリカ産のチョコというだけですでに鼻で笑うし、チョコの食べ方なるパンフレットがついてきて、まず深呼吸しろだの、産地情報を読んで想像力を高めろだの、まあうるさいこと。そんなことせんと味が分からないチョコって、やっぱ2流じゃね?と思ったのは事実。実際、大言壮語に言い立てるほどおいしくは。。。ま、イベントだからいいのだ。ネタだから惜しくはないのだ。のだ。
同じチョコなら「ジャン=ポール・エヴァン」*2の方がおいしいということで全員の意見の一致をみました。
で、六本木ヒルズの方では展望台にも行ったので、ついでに美術館も見てきました。現代美術はそんな好きではないんですが、ここの企画は毎回考えられてておもしろいときもあるもので、時々来てます。今回見たのは、「日本美術が笑う:縄文から20世紀初頭まで―若冲、白隠、円空、劉生―」*3というやつで、土偶もよければ白隠も円空もよかった。みんな気持ちよく、まっすぐ笑ってる。それに比べると併設開催されていた「笑い展:現代アートにみる「おかしみ」の事情」*4の笑いのなんとうすっぺらいことよ。現代として対置すべきは、マンガや広告だったろう。
そうそう、ヒルズの展望台は東京タワーが見下ろせて夜景は特に絶景なのですが、そのポイントでカップルが何組も写真を撮ってるんですけど、ほとんど並んでぱちりとかじゃないんです。彼女の方が壁面のガラスによっかかって、東京タワーにしなをつくってるポーズをとって、それを彼氏がパチリ。。。何か流行ってるんですか?