Under the hazymoon

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龍形八大母掌いっちゃうよ〜

2008年夏の講習会1日目は八卦掌パート1でした。今回の講習会では龍形八大母掌の後四掌と穿掌変化を学ぶのが目的なのだそうです。おおついに。後四掌を学ぶと八卦掌が大きく変わるので、単勾式など他の掌法より先に講習会で教えないとね、と言われてたんですよね。よっしゃー、まってました!

ちなみに龍形八大母掌は以下の通り。

  1. 単換掌
  2. 双換掌
  3. 順勢掌
  4. 三穿掌
  5. 揺身掌
  6. 磨身掌
  7. 回身掌
  8. 転身掌

で、今日やったのは。。。たどりつけませんでした。
まず単換掌の復習からということで、馬歩から扣歩に移る際に体の高低差が大きく出てしまう問題を修正すべく、走馬活携を飛ばしたかたちで練習しました。原因は功夫が足りてないとかそういうことではなく、動作の意味をきちんと理解してないからそうなるのだとか。扣歩のときに足は動いても体が動いてないのでスムーズに回れず、それで体が上下してしまうんだそうです。

次に後四掌を学ぶ準備段階として単換掌の歩法の変化として、双扣双擺歩を習いました。手や体の動きは掌法によって千変万化ですが、歩法は単扣単擺と双扣双擺の二つに集約されるので、これを練習しておけば、後の掌法変化を学びやすいんだそうです。難しかったけど、くりんくりん回っておもしろかったです。4月の北京の最終日、ちょっとだけ教わったやつでした。覚えきれなかったやつですが(^_^;) こういう位置づけだったんですね。詳しい説明ははじめてでした。
それでその双扣双擺を使った双換掌の変化を習いました。何でも単換掌や双換掌はそれぞれ全部で8つの変化がある、他の掌法にはもっと変化が多いのもある、そうです。最初に習ったのが縦の円の変化だとすると、今日習った双換掌は横の円の変化だそうです。88式で行った下勢が入っていたりと、鉤手をねじるところなど、これまで学んだことが生かされましたが、やはり難しかったです。両腕が一本の線になるようにとか、いろいろ課題あり。これのどこが簡単な変化なんやー。後四掌はもっと難しい動作なのかと思うと。。。楽しみだ、と日記は書いておこう。
また実戦にどう使うとかそういうことを考えるより、当面は体を作り替えることを目的として、各動作の要求をしっかりやるようにとのことだったのですが、双換掌の二つの変化での指天插地の用法の違いとかしっかり実戦の手段を教えてもらいました。みんなすきね〜。