Under the hazymoon

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部活005:走圏は穿掌で、穿掌は撞掌だ。

会員制教室はとりあえず1週間に一つずつ八大母掌をおさらいしていくところから始めるようです。先週が単換掌週間なら、今週は双換掌週間です、との由。
今日は太陽が出ててきれいな気がいっぱいだから、ということで、熊形走圏からはじまりました。メニューはこちら。

  1. 熊形走圏
  2. 龍形走圏
  3. 単換掌
  4. 探穿掌
  5. 双換掌
  6. 双撞掌単操

会員向け上映会では、対練風景と于先生が李先生を軽くふっとばすところなどを見せていただきました。まだ習ってないものも見せるのは八卦掌の風格を感じ取ってほしいからだそうで、いってみればイメージトレーニングみたいなものでしょうか。
個人的には穿掌対練の手足の一致具合に注目。僕はどうも手足が逆に出てるなあと冬の対練講習会で試行錯誤していたんですが、改めてお手本を見るとばっちり一致。しかも押してるのに相手よりも歩幅は狭い。これかー。
で、実際の講習会ではまさにその要、葉底蔵花のところをじっくり教わりました。葉底蔵花が穿掌の基本というのを今日はスローモーションで見せていただきました。超納得です。
しかしそれができるかというとまた問題で、探穿掌では穿掌のところで身体が開いてしまいます。座れてない。
双撞掌も足腰がしっかり座ってというところがやはりできてない。
そのためには葉底蔵花でしっかり座れないとだめ。
だから走圏のときにしっかりねじれて座れてないとだめ。
というように走圏まで問題は立ち返るのでした。これまた納得だあ。

ところで双換掌の動作については、細かいところでいくつかまた発見が。

  • 最初の行歩撩衣:小擺歩
  • その後の扣歩:穿掌で入って肘当たりから指天→葉底蔵花で指天

単換掌もそうなんですけど、やはり前と教わった内容が変わってきています。原理が同じ動作は同じという原則にもとづいて(というかそれが実感できてないので、そうだろうと信じて)、過去に固執せずさくさく目の前のものに動作を変えていくというが練習態度としてはよいのかなと。