Under the hazymoon

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シンポジウム: 身体からはじま(め)る思想(史)

12月5日に花園大学国際禅学研究所・修行と身体班/宗教思想・文化研究会共催のシンポジウムがあって、そこで発表します。「越境させる身体―静坐で語る思想史―」という題で、中国哲学史を静坐をキーワードに語り直すという妄想力全開な内容を予定してます。
伝統×近代、文献×実践、思想×研究、精神×身体が交差する場としての身体わたし)が今現在のテーマということになるでしょうか。
しかし思い起こすと、そもそも<私>の問題について考えたかったのが、こっちの道に踏み込んだそもそもの理由で*1、それがなにやら紆余曲折の趣味全開でやってるうちに、修行論というかたちでまた<私>を見つけることとなったわけで、それはそれでけっこう感慨深いものがあります。
そういう感傷とともに、やれ錬金術だ、房中術だ、内家拳だ、とウヒウヒやってるんだから、まあその、アホなのですね。

*1:高校生当時、まだ永井均さんの著作には出会ってなかった。出会ってたら西洋哲学逝ってただろう。