Under the hazymoon

http://researchmap.jp/nomurahideto/

チーム+30°結成?

5月から改めて長期運営を前提とした馬貴派八卦掌会員制教室が始まっています。馬貴派の第四代継承者である李先生から直接に、しかも時間をかけて教えていただけるのは、かなり幸運だと思います。
さて、これまでの年2回集中体制から1年12ヶ月毎月教室体制に移行することによって、李先生の方で全体の学習プログラムを新しく計画されたそうです。半年分自主練できるよう、短期間でぎゅうぎゅう詰め込むのではなく、四季折々の変化に合わせて最適な練習方法を指導するとの由。
その全貌はまだまだ明らかになっていませんが、5月最初の講習では、これまでより走圏の段階を一つ上げる、李先生はいきなりそう宣言されました。五言歌訣の誤字を正した上で、走圏における定架の重要性をこれまでより明確にされたのです。そして、これまでが円の中心に向かって90°捻っていたところ、今後はもうちょっと捻るようにとのお達しがありました。
そんなわけで、これから僕たちはチーム+30°として、ぎゅうぎゅう捻ってどんどん座っていく所存です。やったるでー(^o^)/

もちろん実際のところ、ある程度練習を重ねていないと、八卦掌の要求に適うように腰を捻ることはできません。じゃあ初心者無用なのかといえば、そこが走圏のよくできたところで、同じ要求でも習熟度に応じて自ずから違った課題として学習者の前に立ち現れるようになっています。つくづくよくできた学習プログラムです。見習いたい。
掌法になると、確かに初心者と経験者が混ざって練習するのは難しくなります。しかし基礎の部分、特に走圏や単換掌は三つ子の魂百までなので、これから新規で入ってくる人がいても、まだ問題ないでしょう。練度がある程度に達した経験者がそこそこ集まった段階で、初心者と経験者でクラス分けがなされるようですが。そうなれば経験者はもっとディープな内容を教えてもらえるようです。もっと練習しよっと。。。