<a class="okeyword" href="g:lingxue:keyword:道教">道教</a>入門四天王
薄いけど図版は多いし情報も濃い、山川の世界史リブレットシリーズの１冊から横手裕『中国道教の展開』*1が出ました。道教入門書の新定番ですねーこれ。
同書の優れている点としては、学史的な問題意識をきちんと踏まえつつ、中国文化の中の道教という地図を描きながら、現代の（というか現実の）道教の問題までを入門書という体裁に過不足無く織り込んでいるところでしょうか。ただやはり歴史的展開ということで生々しさがいくぶん抜けていて、そのあたりはPHP新書の松本浩一『中国人の宗教・道教とは何か』*2で補えばばっちりです。この２冊を読んでからさらに深くということであれば、大修館あじあブックスの鉄板２冊*3が待ってくれてます。
うおー学部生の頃にこれだけあればなー(^_^;) 中国文化学んでるやつは迷わずこの４冊は買え〜。大丈夫、全部買っても6000円しないから。ゲームソフト1本分だ！
