2012-01-01から1年間の記事一覧
当時を振り返って書かれた自伝の中で、郭沫若は静坐の実践は伝統的に荘子から王陽明へと受け継がれてきたものだという認識を示しながら、それがスピノザの汎神論と同内容であることを述べています。……私はある時期王陽明の崇拜者だったことがあった。それは…
井上哲次郎『人格と修養』(廣文堂書店、1915年*1)は若者に対して修養の重要性を説いた本ですが、では具体的にどのような技法によれば修養を成し遂げられると考えていたかといえば、どうも抽象的な議論に終始し、所謂“修身”のごとき精神論が議論の中心にな…
安岡正篤の思想の実践性のうち、身体技法の方面に関して、その具体的な内容は不勉強にして知らず、その著作や関連資料から探る試みをようやく始めたところです。とりあえず『安岡正篤とその弟子』に収録されている「朋友・安岡正篤を偲ぶ」と題された座談会…
郭沫若が日本留学中、1915(大正4)年10月に父母に送った手紙では、岡山に移って一ヶ月後の生活を報告し、「私は岡山に来てから毎日、起居飲食を規則正しくしております。」として、一日の生活を次のように綴っています。 五時半起床。 五時半から六時半まで…
数年前に習った単勾式と今回習っている単勾式では、式の順序や個別の動作について異なるものがあります。式4は動作の要求が細やかになったぐらいでしょうか。前回式7だったものを今回式5として教わりましたが、動作の方向が正方向から斜方向に変わりまし…
単換掌擺歩応用:懐中抱月 基本の姿勢は撞掌の単操と同じ。 単換掌擺歩応用:迎風捕面 単換掌擺歩応用:托腮 単換掌擺歩応用:穿心肘 擺歩応用は伝統的なものが後10種はあるそうで、そのうちまた教えるからとのことでした。もっとも、擺歩応用が扣歩応用に比…
双換掌 龍の単換掌 順勢掌 下勢三種連続 下盤の三穿掌
磨身掌:法二 単勾式の基礎として 単勾式:式一 燕のように。あるいは岩に隠れる双頭の蛇のように。 単勾式:式二 単勾式:式三 怒りが溜まってるときは熊形ではなく単勾式をやった方がよいそうです。 八卦掌を学ぶ上で伝統的な三つの養生法である易筋経、五…
単換掌扣歩応用:八字鎖喉 単換掌扣歩応用:鈍鎌斬草、王全摘瓜 単換掌扣歩応用:白猿偸桃、摔驢 単換掌扣歩応用:八字肘、点太陽 先月と今月で合わせて15の応用。2009年に学んだときより、刺目、穿鼻、鈍鎌斬草、白猿偸桃、点太陽の5つが増えました。1…
鷹勢走圏、掌法一(単換)、二(順勢) 単換掌扣歩応用:抹眉、点心、撞槽 単換掌扣歩応用:連環手(連三、五、七手) 単換掌扣歩応用:刺目、穿鼻 単換掌扣歩応用:撲面、揹狼 鷹勢は新年会のサプライズ練習。 単換掌の応用は実戦的な攻撃の技だが、学ぶ上…