Under the hazymoon

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部活022:痛気持ちいいはアリ!

走圏で背中をのばしてしっかりすわると具合がいい、といっても、足は痛いし背中も痛いんだけどな、李先生は痛くないのかな、前々からそのことは不思議だったんですね。あるときそのへんを改めて尋ねてみたら、痛いといっても悪い感じの痛みじゃなくて、その後で体や心が軽くなるだろう?そういう痛みはいいんだと言われたんですね。まったく痛みも何も感じないんじゃやってる意味ないだろ、と。おお、マッサージとかの痛気持ちいいというのはアリなのか!と納得したのでした。

もっとも、じゃあ痛ければとにかくいいのかといえば、そういうことではなく、力を入れすぎて動きがカクカクしてもいかんわけです。そのへんのチューニングが大切で、それは一人一人が自分の身体と向き合って最適解を見つけるのだ、それが内丹でいう「火候」だぞ、と教わった次第です。

今日は特に中心、背骨を立ててのばし腰を充実させることに注意して、すべての要求はそのためにあるということを忘れないようにと教わりました。それができれば「腰附竹片」(腰の両方に竹の板がくっついているような)感覚を得ることができるそうです。方腰へのプロセスでしょうか、道は遠いですな。

そして今日も回身掌です。湿気で飛躍がすべらずうまく回れませんでした。これは布鞋の方がよいかも。しかしそのかわり下勢でふんばるのが大変になりますが、練習の方向としてはそっちの方が正しそう。
正蹬腿のとき丹田が痛くならないの?と李先生から言われたのですが、含胸亀背を守りつつ身体を倒してはじめてその状態になるので、かなり難しいです。要求を維持したまま倒すのはきついし、かといって倒すばかりで要求をおろそかにすると腰を痛めちゃうし。いずれにしても自分が練習するときは、より座る、よりゆっくりを当面の目標にすべえ。