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部活040:馬貴派秘伝の一撃必殺暗黒武芸を日曜午後にのんびり習う

5月の基本打撃技強化月間最後の1日は掖掌でした。「掖」には「暗」「黒」というニュアンスがあって、八卦掌の中でも特別な技なのだそうです。探掌穿掌が表なら(といっても穿掌はすでに裏の要素がありますが)、掖掌は裏の技みたいなもんで、初代董海川から二代目三代目あたりまでは、秘伝として外に漏らさず練っていたそうです。

通常の横に打っていく技と違って下に向かって打つため衝撃の逃げ場がなく、まさしく必殺の技だそうで、みなさんあまり練習しないように、と李先生から注意がありました。そんな技を日曜午後に養生目的の人間に練習させないで〜(^_^;)
とはいえ、この技もまたしっかり座りしっかり捻るので、よく汗をかけていい運動になりました。
ちなみに、馬貴が蟹形撞掌を得意とし、李少庵や劉万川が帯手を得意としたのは、功夫があるレベルを越えてからは上述の穿掌や探掌、ましてや掖掌なんかだと本当に相手を打ち殺しかねないので、加減できる技を磨くようにしたのだそうです。これこそ武徳である、との由。なんかすごい理解。
練習後の懇親会では、今後の予定などいろいろ伺いました。帯手や掖掌、雲片掌の共通性について僕の理解には重大な問題がある、と言われたものの、いい気分だからその話はまた今度ね、と終了(^_^;) まあ深刻な間違いというわけではなく、手よりも足腰に要点を見出して練習するようにとのことでした。