Under the hazymoon

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見ない方が神経が行き渡る

走圏のときに身体をねじって円を歩くのは何故か、もちろん実戦的な意味はそれとしてあるわけですが、養生という点では二つの意味があると李先生から教わりました。
一つには、身体をねじることで全身を伸ばして腰を鍛える=丹田を鍛える=気血を練る、というもの。
もう一つには、歩く方向と違う方向を見て歩くので、そのぶん神経が全身に行き渡っていないと安定して歩けない=精神を練る、というものです。
下見て歩くというのは気持ちも下向いてしまうという問題があるだけでなく、見てる方向と移動の方向が同じになってしまうので神経の働きも限定されるというわけですね。なるほど〜。