Under the hazymoon

http://researchmap.jp/nomurahideto/

走圏養成ギプスを購入?

トリンプの骨盤のキモチ*1って走圏の役に立たんかなーと思ってたら、スポーツショップで宣伝されてた、柔流*2はワコールなんですね。なるほど、どっちも機能性アンダーウェアか。
 

柔流は上半身、肩甲骨を背中に引っ張って、かつ上半身と下半身のつながりもよくする機能があるそうです。骨盤と違ってこっちはスポーツ向けを謳ってます。
猫背が治ります、となると含胸と違うじゃんと思われるかもしれませんが、李先生を見ていても別に猫背ではなく背筋は伸びててでも胸が落ちてるという状態なので、柔流の負荷のかかる方向は走圏と変わらないということになります。しかし本来自分でそうすべきところを外部に直してもらってるわけで、それって鍛錬になるのか、よく分かりません。ただ理想の位置に固定することで鍛えられるというのは走圏的発想なので、おかしくないといえばおかしくない、のかな。
 
またアシックスには、同様に上半身の肩甲骨を矯正するものに加え、腰部の深層筋である大腰筋を鍛えるものも用意した、Be−Bodyシリーズ*3がありました。デューク更家がイメージキャラということで、スポーツショップでも売っててプロユースらしいんだけど、実際は美容系のユーザーを当て込んでるようです。
サイトの図示によると、骨盤の修正方向がどうも走圏とは逆回転なのが気になります。こっちはまさに大リーグ養成ギプスのように負荷に逆らって鍛えるってことになりそうです。もも上げとかすると通常より負荷がかかって鍛えられるとの由。走圏はももは上げないけど腰を回すから同じように負荷がかかるわけです。うーみゅ。
下半身については、アシックスもワコールも足の筋肉にまとまりをもたせて疲れにくくするスパッツみたいなの作ってて、こっちは負荷はかからずむしろ疲れづらいのだとか。まとまりをもたせるというのは、力の向かう方向が一元化されるということでしょうから、効率よく走圏の効果が出る、のかな。
 
で、伝統的な練功法にのっとりつつもギアは最新、というのはアリじゃないかとナイキのフリーを日常的に履いていて常々思っていたこともあり、ここは一つ、自分で実験台になるか、ということで、大腰筋強化スパッツを買ってみました。一ヶ月とか二ヶ月とか使ってみて、効果が分かるそうなので、まあちょっと練習のときだけでも使ってみます。結果報告は後日改めて。

*1:http://d.hatena.ne.jp/nomurahideto/20071108/p1

*2:http://www.cw-x.jp/jyuryu/index.html

*3:http://www.asics.co.jp/beauty/index.html