Under the hazymoon

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筋トレ・ストレッチは逆効果?

ミクシィの馬貴派仲間の方が筋トレと走圏の併修について悩まれているようでした。実際のところ、どの程度正しいのか僕には判断つきませんが、馬貴派としては、一般的な筋トレやストレッチは本当に身体を鍛える上ではむしろ逆効果であるとしています。
僕自身は馬貴派だけ習っているので、医学的な見地からの当否がどうあれ、走圏や易筋経以外の基礎鍛錬を行っておりません。ただこれは、純粋培養の人体実験事例がないと困るなと思ってのことで、並行してもやり方次第では問題ないのではないかとも思っています。
実際、他のことと並行して習っている人、例えば武術でなくてもダンスやスポーツをやってる人もいるわけで、これしかダメというのはちょっとしんどいですもんね。数年後にはもう少し具体的に何か言えるようになっていればと思いますが。

さて、どうして筋トレやストレッチが逆効果かといえば、李先生曰く、概略次のような理由によるものです。
まず筋トレですが、筋肉をつける練習によって、ほっといても普通に動かすだけで強くなっていく筋肉にますます気血が偏って、逆に鍛えるべき筋や関節へ栄養がいかずかえって弱くなってしまうとのことです。だから筋肉を鍛えようとしない方がよいと言われます。上半身の衰えを心配している空手の人にそう教えられていました。
またストレッチについては、走圏の前にするということは、身体がまだ温まってない気血がよくめぐってない状態の筋を動かすので、かえって傷つけるのでよくないのだとか。まず走圏で気血を身体によくめぐらせ、筋に栄養を送ってから動かすのがよいのだそうです。
このあたり解説原理が気血の理論になっているので、正直微妙なものを感じないではないのですが、しかしずっと続けてて支障がないんで問題ないかと思っています。結論は十年後!てことでしょうか。