Under the hazymoon

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馬貴派八卦掌2012年3月講習会練習課題一覧

  • 単換掌擺歩応用:懐中抱月
    • 基本の姿勢は撞掌の単操と同じ。
  • 単換掌擺歩応用:迎風捕面
  • 単換掌擺歩応用:托腮
  • 単換掌擺歩応用:穿心肘

 
擺歩応用は伝統的なものが後10種はあるそうで、そのうちまた教えるからとのことでした。もっとも、擺歩応用が扣歩応用に比べて少ないのは、ほとんどの掌法が擺歩の応用だからそうです。ようすれば基本的な擺歩応用が穿掌との由。
先月今月と単換掌の応用の講習は大きな動作を先に小さな動作を後に学ぶ構成になっていました。小さな動作ほど、単純で使える技になるとの由。しかし小さな動作ほど丹田が必要になるそうです。
龍行虎坐のように相矛盾する二つの要求をバランスを取りながら同時に実践していくことが陰陽を握ることなのだそうです

馬貴派八卦掌2012年5月講習会練習課題一覧

  • 磨身掌:法二
    • 単勾式の基礎として
  • 単勾式:式一
    • 燕のように。あるいは岩に隠れる双頭の蛇のように。
  • 単勾式:式二
  • 単勾式:式三

 
怒りが溜まってるときは熊形ではなく単勾式をやった方がよいそうです。
八卦掌を学ぶ上で伝統的な三つの養生法である易筋経、五禽戯、八段錦がそれぞれ志向するものを一つにまとめることが重要であるとの由。つまり「筋」を鍛錬すること、動物に学ぶこと、身体の外の動きで内を整えること。中国四大伝統気功のうち三つまで取り入れてるということですね。残り一つの六字訣は呼吸法なんであんまり関係ないか、将来的に出てくるのか、どうなんだろう。八卦掌でも上の段階では呼吸に留意する練習方法があるようなので。
李先生曰く、小さく軽やかな動きは、大きく重く行うように。大きく重い動きは、小さく軽やかに行うように。
 
個人的な発見は式三の挑扎での身法は式一でも要求されるということでした。燕が林に一気に飛び込むときは水平には飛ばないわけで、沈み、捻り、突き抜ける必要があります。これを中正を保ったまま行うという相矛盾する要求の狭間に練習の本質があるのだと思います。

馬貴派八卦掌2012年2月講習会練習課題一覧

  • 単換掌扣歩応用:八字鎖喉
  • 単換掌扣歩応用:鈍鎌斬草、王全摘瓜
  • 単換掌扣歩応用:白猿偸桃、摔驢
  • 単換掌扣歩応用:八字肘、点太陽


先月と今月で合わせて15の応用。2009年に学んだときより、刺目、穿鼻、鈍鎌斬草、白猿偸桃、点太陽の5つが増えました。16番目の「袖裏蔵刀」は次の機会にとのこと。
来月は擺歩応用だそうです。

馬貴派八卦掌2012年1月講習会練習課題一覧

  • 鷹勢走圏、掌法一(単換)、二(順勢)
  • 単換掌扣歩応用:抹眉、点心、撞槽
  • 単換掌扣歩応用:連環手(連三、五、七手)
  • 単換掌扣歩応用:刺目、穿鼻
  • 単換掌扣歩応用:撲面、揹狼


鷹勢は新年会のサプライズ練習。
単換掌の応用は実戦的な攻撃の技だが、学ぶ上での最終的な目的は、練習を通じてあらわになる問題点を自身の単換掌にフィードバックすること。