Under the hazymoon

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愛と銭

 二松学舎大学の人文学会で中沢新一さんの講演があるというので行ってきました。題目は「国文学と人類学」。どんなこと話すのかなーと思って、少し遅れて行ったら、どうも折口信夫の詩的言語とアボリジニの虹の蛇をくっつけた話でした。ほぼ日刊四谷会談ネタだーと思ったので、以下備忘録はそちらに投稿します*1

*1:http://fobo4.blogspot.com/2007/06/blog-post_30.html

馬歩は呼吸を数えるらしい

 id:ixima師兄おすすめの新刊中国武術武術専門誌『功夫*1をぱらぱらとめくっています*2。DVDは楽しみにとって、まだ見てないです。
 

 八極拳の特集で基本姿勢と馬歩の解説がなされていたのですが、これが興味を引きました。基本姿勢について語るときに、谷亮子のインタビューを引き合いに出して、基本は同じなのだと述べるスタンスにおおいに納得*3。また練功法である馬歩のところでは、呼吸を数えながらすると書いてありました*4。走圏と違って身体は動かないので数息が効果的なのかもしれません。走圏には数息は必要ないと言われてますし。
 また知人が内丹を時々?習っている寄金さんが馬歩と内丹について古典を参照しながらコンパクトにまとめられていました*5。「立身中正」「二目平視」「虚領頂頚」「尾呂中正」「含胸抜背」と、馬歩も内丹、走圏も内丹、みんな内丹だー。。。では研究にならないので、これをどう腑分けしていくかということですよね。地道にテキストを拾っていくしかない訳ですが、拾い方も一つじゃないし、これが悩ましい。

*1:[asin:4056048045:detail]

*2:http://d.hatena.ne.jp/ixima/20070616#1182016110

*3:pp.17-18

*4:p.20

*5:p.21