最強の電子ブック登場
といっても、アマゾンのじゃないです。DS文学全集*1ですよ!
公式サイト*2で書籍リストを見れます。デフォルトの100冊以外にも追加ダウンロードもできます。えらいぞ青空文庫*3!
ここでさらに注目したいのは、過去の作品だけでなく、新作書き下ろしのダウンロードサービス*4もあります。あくまでおまけなんですが、これを一歩進めれば、軽くて時間が長持ちして、持ち歩くのにためらいがない、電子ブック端末のできあがりじゃないですか? もちろん端末としての性能だけなら、リブリエやワーズギアの方が上なんですが、ここに挙げたメリットはDSにしか達成できません。だってDSゲーム機だもん。ドラクエやってたり、クイズやってたりする人にしてみれば、小さなカード1枚余計に持ち歩くだけで、文庫本すらいらなくなるわけですよ。携帯電話ともう一つ何を持ち歩く?と聞かれたらその答えは、まああきらかでしょう。このアドバンテージは大きいと思います。どこか提携して本格的に電子ブック事業やってくれるとうれしいのですけど。
開発者インタビューを読むと*5、だいたいどういった使い勝手か想像つきますが、画面が小さいところに若干ストレスを感じるほかは、正直リブリエよりも使いやすかったです。タッチパネルは偉大なり。またフォントなどもかなりご苦労されたようで、是非ともこれをプラットフォーム化してくれないもんでしょうか。新版のDSは画面が大きくなるそうなので*6、いっそう電子ブックとして読みやすくなるかも。もっともGBAスロットがなくなるそうで、内蔵メモリの量に期待ですね。自分コンテンツのダウンロードとかできるようにして欲しいんですよね。。。
しかしこういうことは、まさにソニーができるだけの資産を持っていたわけです。PSPでBBeB対応して電子ブックとしても、とできたはずなんですが。もったいなーい。