Under the hazymoon

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部活036:探蓋圧切反背錘帯撞……

今日は走圏と単換掌をみっちりやった後、基礎の掌法を通してやりました。うーん、李先生のスピードについていこうとしてやってたので、だいぶ動作が荒くなってしまい、よくなかったです。もっと手足を連動して動かせるように練らないと。さりとて復習する気力もなく。。。

特に経験者の気をつけるべき悪癖として二つ指摘がありました。一つは、相手を打とうとしてやってしまうのがよくないというもの。実際、練習のとき、けっこう相手に打ち込むつもりで単換掌してんだろうな〜という人がけっこういます。武術経験がある人ほど確かにその傾向が強いですね。このへんは僕は養生派なのでその弊を避けれているようです(^_^;)
もう一つ、動作がばらばらになっているのも問題だそうです。手足がいっしょに動かなかったり、動きに必要のない分節が入っていたり。一気呵成に行いなさいとの由。注意しなくてはならないのは、速く行うということではない、ということです。ゆっくり動作しても一気呵成には行えるわけです。つまり部分や手順が分節化されてなければいいわけです。
ここで難しいと思ったのが、動作をはっきり行うということと一気呵成に行うということのバランスですね。どこで区切るべきか。一応理論的にはこうと考えられなくもないですが、やはり素直に師の後を追うのがよいかと思って試行錯誤しとります。僕なんかは動作の分節化が過ぎるようなので、もう少しはっきりしていながら流れるように行えるよう練習しないといけないようです。これもまた禅問答みたいだなあ。

練習後には外で易筋経の「採日精月華法」をやりました。こないだの霊学研で読んだ陳攖寧の文章で言及されてたやつですね。時間を見つけて、せめて原文の訓読ぐらいはしたいところ。しかしここまでくるとまんま気功ですね。研究対象としてはおもしろいですけど、日光浴の心理的効果みたいなもんはあるのかな、ぐらいの認識です。