Under the hazymoon

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部活032:すべては扣擺歩

なんだか今月になってから、妙に走圏や掌法で丹田歩法が充実している。。。お、おそろしい、何か勘違いしているに違いない、と先生に伺ってはみるものの、当面直すところがないからそのまま地道に続けなさいとのお達しが。結局、これもできてない、あれもできてないと、歩きながらマメに修正しているから、直してもらえる隙がなくなってるのかもしれません。うーみゅ。そのへんを無意識にできるようになってきたら、また新たな課題が与えられるのかしらん。
問題はつい丹田にというよりも下腹部に充実感がでてきてそこに意識がいきすぎて腰の充実が抜けかけたりするんですよね。李先生は「丹田を練ろうとするな。中正の維持だけに集中しろ。そうすれば自然に気血が充実し、丹田ができていく。」と言われてましたし。

今日は会員制の上映会があって、李先生が強調された通り、前よりも穿掌対練や龍形対練の扣擺歩に注意して見てました。
穿掌で一歩出るとき、僕はついつい手の方向に足先も向いている=擺歩になっているんですね。でもそれはどうも間違っていて、穿掌で一歩出るときは扣歩なんですよね。その方が腰が捻られるのでより力が沈むのかもしれません。対練で一歩下がるときは擺歩、でまた前に出て扣歩。下がらずさらに前に出て穿掌するときも、扣歩の足をいったんその場で擺歩的に置き直し、それから後ろの足を扣歩して前に打っていってるんですよね。他方、龍形対練では足は擺歩にするようです。後ろに向かって回転するからでしょうか。
動作としての前後でなく力の方向の前後で扣擺歩が決まるということなのかなとは思うのですが。そのへんを単換掌や探掌蓋掌の練習できちんと身につけなければ。もちろんあくまで目安であって、常にそう動くと考えないようにも練習しないと。悩ましいです。
そうそうF小姐はしっかり座らされてました。もう少し低くできるということなんでしょう。でも練習後に、つかれたけど痛くならなかったと答えてて、李先生はうなってました。